2018年9月26日
主婦連合会設立70周年を祝う会で枝野代表がお祝いのあいさつ
26日夕、主婦連合会の設立70周年を祝う会が都内で開催され、各政党や関係省庁、消費者団体関係者が一同に集まり主婦連合会の70年に及ぶ活動への感謝と今後の活動への期待をのべました。立憲民主党を代表して枝野幸男代表が出席しお祝いの言葉を述べました。
主催者を代表してあいさつに立った有田芳子会長は「主婦連の70年はたくさんの方のご支援を得て迎えることができた。とりわけ戦後の混乱期に不安で生活がどうなるかというなかで、何かしなくてはと消費者行政を立ち上げる活動をしてこられた諸先輩方のお力でいまの主婦連がなりたっていると思っている。今日は3代目以降の歴代会長もおこしになっている。その歴史は小冊子にまとめたのでぜひご覧いただきたい。いま消費者が安全安心を求めてもなかなかそれが実現できない、私たちの声が活かされないような世の中にまたなってきたかのように感じる。今日おこしの諸先生方に世の中を良くしていただきたいと思う。そのためにも私たちは消費者の立場から、消費者の権利を求めて運動を進めていきたい」と謝辞をのべました。
枝野代表は「消費者運動や消費者行政という言葉が世の中で知られていなかった時代から、時代を切り開き、牽引し、道を創ってこられた活動に心から敬意を表します。個人的な話だが私の25年前の最初の選挙公約がPL法制定だった。あれから25年がたち、消費者問題の課題も多岐にわたっている。しかし70年前のスタートは、日々の暮らしの中の困りごとをなんとかしたいといという運動だった。暮らしの中のひとつひとつの問題に正直にむきあって解決していく。私たちはそうした取り組みに学び、これからも一緒にがんばっていきたい」と感謝と激励のあいさつを行いました。
各党の代表、消費者庁長官、国民生活センター理事長、日本消費者協会理事長、東京都地婦連会長、日弁連会長のあいさつのあと、消費者行政の取材で長年にわたり親交のあるジャーナリストの池上彰さんの音頭で乾杯し、70周年を祝いました。