2019年12月3日
たばこ産業政策議員連盟が総会を開催 全たばこ労組からヒアリング
超党派議連のたばこ産業政策議員連盟(中川正春会長)は2日午前に総会を開催し、参院副議長を退任された郡司彰参院議員を顧問に追加する役員人事を確認するとともに、全日本たばこ産業労働組合からたばこを取り巻く現状をヒアリングし、今後の活動について意見交換しました。会長を務める中川正春衆院議員は「参院選を経て何名か新しい仲間にご入会いただき総勢72名。郡司参院議員にも顧問に復帰いただいた。たばこを吸う人の権利も吸わない人の権利も大事にしながら正しい方向に導いていけるよう議論を深めたい。加熱式たばこについて科学的知見に基づいてルール作りがなされているのか、地方でしっかりした議論に基づかないままルールの上乗せがなされていないか。こうした問題についても、しっかり議論していきたい」とあいさつしました。新規会員と役員追加を確認ののち、全たばこ労組から、紙巻たばこ販売数量の推移、たばこ税の現状、健康増進法の一部を改正する法律の施行状況、都道府県における規制動向などについてヒアリングを行ないました。
全たばこ労組の松山隆司中央執行委員長は「来年4月から改正健康増進法が全面施行される。各自治体も独自条例に基づく施策を実施する。いま飲食店舗で改造が進められている。たばこを吸う人も吸わない人にもバランスのとれた環境整備が必要だ。望まない受動喫煙の防止についても、吸う人吸わない人が共存出来る社会の実現という観点から労使一体となって喫煙場所等の確保に取り組んでいる。こうした趣旨をご理解いただきお取り組みをいただきたい」と要請しました。