立憲民主党は6日、同日未明に発生した北海道地震による災害被害に対応するため、北海道地震災害対策本部を設置。同日夕、第1回目の会議を行い関係省庁から現時点の状況について報告を受けました。

　会議に先立ち黙とう。枝野幸男代表は会議の冒頭、「直接の揺れの大きかった地域にとどまらず北海道全域で大変大きな影響を受けている状況だと承知している。まずは人命救助ということで、全力を挙げて行政各関係部署においては進めていただきたい。今後相次いで、なかなか行政だけでは把握しきれない情報等上がってくると思うので、そうした事を適宜・適切にお伝えして、適切な対応を進められるように協力を進めていきたい」とあいさつしました。

　関係省庁の状況報告の後、意見交換を行ないました。北海道連や被災地で活動する所属議員からは（1）北海道中がなぜ停電したのか（2）電力や断水地域の今後の復旧の目処、見通しを早急に明らかにしてほしい（3）断水地域への給水車などの手配、特に車両移動できない高齢者への配慮（4）道内全般的に携帯電話とネットが繋がりにくいので、その原因と早急な対応。停電が続く場合の基地局・中継局のバッテリー対策（5）寒い地域もすでにあるため、特に高齢者への寒さ対策（6）停電が長引く可能性があり、夜など安全に過ごすためにはどのようなことに注意すべきか、広報を万全に行なってほしい――といった要望と確認事項が出されました。