2018年5月21日
「国会が愚弄されている」加計学園問題に関する愛媛県新文書に蓮舫参院幹事長
蓮舫参院幹事長は21日、加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、愛媛県が同日、官邸で柳瀬元総理秘書官と面会したことに関連する新たな文書を国会に提出したことを受け、「一読しただけでも驚きの衝撃的な内容。柳瀬元総理秘書官が参考人答弁で虚偽をした疑いが濃厚になりました。併せて、安倍総理の国会答弁が事実と違っていた可能性が相当高まりました」と語りました。
文書には、2015年2月25日に加計学園理事長の加計孝太郎氏と安倍総理が面談したと書かれており、「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね。』とコメントあり」との記述があります。
このことについて、「国会のあり方があまりにも愚弄されている、怒りを覚える」とコメントし、一刻も早く、参院予算委員会理事会を開き、予算委員会を開催するよう求めていくと語りました。
その後、辻元清美国会対策委員長も記者団に対して、「びっくりした。やっぱりそうだったのか。柳瀬元総理秘書官が言っていることが嘘だったという濃厚な証拠が出てきた」と語りました。
辻元国対委員長は、記者団へのコメントの後、森山・自民党国対委員長と会談。加計氏、柳瀬氏の証人喚問と、中村・愛媛県知事の参考人招致を要求しました。