2018年4月23日
「政府に今年中の全拉致被害者救出を再度求める国民大集会」で長妻代表代行があいさつ
長妻昭代表代行は立憲民主党を代表して22日、東京都内で開かれた、北朝鮮に拉致された被害者の即時全員救出を求める国民大集会に出席しました。長妻代表代行はあいさつで、「27日に開催される(韓国と北朝鮮の)南北首脳会談で、韓国政府が全被害者の即時一括帰国を働きかけるよう、日本政府として要請する必要がある。中国に対しても拉致問題の実態を十分に説明して、北朝鮮への働きかけを求めていきたい。拉致被害者の帰国は党派を超えて実現すべき問題。この解決を図るために結束して取り組んでいく」と決意を語りました。
「政府に今年中の全拉致被害者救出を再度求める国民大集会」は、北朝鮮による拉致被害者家族会や北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会、拉致議連、知事の会、地方議会全国協議会などの呼びかけで開催され、1000人以上が参加しました。最後に集会決議として、(1)北朝鮮は、日本政府との実質的協議に応じ、今すぐ全拉致被害者を返すこと(2)日本政府は、全拉致被害者の即時一括帰国を実現するとともに、米朝首脳会談後のさまざまな展開に備え、全拉致被害者の安全確保と保護の準備を行うこと(3)国民は、ブルーリボンを身につけ全拉致被害者救出への意思表示を行うとともに、アニメ「めぐみ」の上映運動等を通じた拉致問題啓発活動を続けること――の3点を確認しました。