2019年7月25日
衆院バリアフリー化「障がい当事者がいるいないに関わらず準備しなければいけない。立候補の意欲はより高まる」福山幹事長
福山哲郎幹事長は25日、国会内で定例の記者会見を開き、常任幹事会の報告とともに記者団からの質問に答えました。
会見の冒頭、福山幹事長の選挙区でもある京都に拠点を置く京都アニメーションの放火事件について、大きな痛ましい事件であり、「心から亡くなられた皆さまにお悔やみを申し上げるとともに、まだ怪我、意識不明の方も多数いらっしゃると思いますので、一日も早い回復を祈りたい。ご家族関係者の皆さまにも心からお悔やみとお見舞いを申し上げたい」と語りました。
常任幹事会の報告の中で、芝博一参院国会対策委員長から会派届け出について、野党第一会派になる見通しであること、参院のバリアフリー化について党として議院運営委員会と与党側に申し入れをしていること、この件についてはれいわ新選組の山本太郎代表と直接話をしながら進めているとの報告がなされたことを明かしました。
衆院でバリアフリー化を進める考えがあるか問われると、国会改革の提言を1年前に出しておりこうした改革に前向きであるとしたうえで、「バリアフリー化は障がい当事者がいる・いないに関わらず、それぞれ準備しなければいけない。参院の今回のバリアフリー化を受けて衆院側でもぜひご検討いただきたい」「(バリアフリー化をあらかじめ進めることにより)障がい者の立候補の意欲はより高まると思うので、衆院側でもご努力いただきたい」と語りました。
さらに「(今回当選した)岩手の横沢さんも車椅子でいらっしゃいますので、今回3人の障がい当事者の方が参院側で当選されて来られる。議場その他の対応も含めて参院側ではできる限りの協力をしたいと思いますし、最大限、与党側にも参院側にもそのことについては申し入れ、要望していきたい」と話しました。