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2019年3月18日

【大阪】枝野代表、府内6箇所をまわり、経済・政治、党の理念を訴え

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 枝野幸男代表は16日、大阪府を訪れ府連代表でもある辻元清美国会対策委員長、亀石倫子大阪参院選挙区総支部長とともに府内6か所で街頭演説を行い、経済はどうあるべきか、政治はどのような役割を果たすべきか、党の理念とともに訴えました。

 街頭演説は高槻駅前からスタート。府議会議員選挙の公認候補予定者の野々上愛(ののうえ・あい)高槻市議、岡井寿美代(おかい・すみよ)高槻市議、森本信之(もりもと・のぶゆき)高槻市議、遠矢家永子(とおや・かえこ)党高槻市政対策委員がマイクを握り訴えました。

 野々上市議は、大阪府知事・市長のダブル選挙について、「出直しクロス選挙なんてかっこいいこと言わないでください。これは投げ出し選挙に他なりません。私たちは育児・家事・介護・生活を投げ出すことはできないんです。そんな私たちの生活を支えるべき政治が、まっさきに投げ出すなんてことは市民・府民大きな怒りをもってこの春私たちは挑まなければならない。昨年からの災害の被害復旧・復興を置き去りにするような大阪府政は必要ない。生活に寄り添った、役に立つ身近な府政を取り戻していこう」と訴えました。

野々上高槻市議
左から岡井市議、森本市議、遠矢家政対策委員

 曽根駅前(豊中市)では、府議会議員選挙の公認候補予定者の井上弘美(いのうえ・ひろみ)さん、宮地和夫(みやじ・かずお)豊中市議会議員、市議会選挙の公認候補予定者で大阪8区総支部青年局長の大石利彦(おおいし・としひこ)さん、市議会選挙推薦候補予定者の坂本真理(さかもと・まり)さんが参加。

 井上さんは、現在の大阪府議会議員が定数88人のうち女性がわずか4人しかいないと指摘、「何でも男女同数が良いと思っているわけではありませんが、これでは偏りがあると言わざるを得ません」と語りました。また大阪万博が招致され、カジノ建設の可能性が高くなっていることについて、「カジノに多額のお金を掛けるのであれば、教育や介護などの社会福祉政策、いつやってくるか分からない自然災害に備えてしっかり対策をして欲しいと思っている市民・府民が調査の上でもたくさんいると分かっているのに、カジノの建設は着々と進められようとしてる」と話しました。

井上さん
左から、坂本さん、大石さん、宮地市議

 中百舌鳥駅前(堺市)では、森山浩行衆院議員の他、小堀清次(こぼり・せいじ)堺市議会議員(南区選出)、堺市議会議員選挙の公認候補予定者の竹田進一(たけだ・しんいち)堺区市政対策委員長、池田かずさ(いけだ・かずさ)東区市政対策委員長、篠原香(しのはら・かおり)北区市政対策委員長、推薦候補予定者の西哲史(にし・てつし)市議会議員(西区選出)が参加。

 小堀議員は、市長の政治資金問題に触れ、「見て見ぬふりをするつもりは毛頭ない。しかし疑わしきは罰せよはおかしい。政局・政争ではなく、しっかりまずは市長にご説明いただく。仮に説明ができないというのであれば応分の対応をしなければならない」と語りました。また泉北ニュータウンについては「リフレッシュし、次の50年を先導していける町にしていきたい」と訴えました。

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 竹田さんは、「やさしいを形に、やさしい社会の実現を目指してしっかりと進んでいきたい」と語り、PTA会長や子ども食堂の経験から、子どもたちにできることは何かを考えて、社会を変えていきたいと訴えました。

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 池田さんは、政治と関係ないところにいた自分だったが、自身の交通事故の経験から、カーブミラーの位置や街灯の明るさなどに目が行くようになり、私たちの生活が政治と切っても切れない関係にあり、この環境は政治が形になった社会にいると感じたと語りました。またシンガソングライターとして、音楽を通じて子どもたちの教育の現場に携わっており、これからの将来を考えると何よりも教育が大事だと感じていると語り、詰め込む教育ではない心の教育を重視していきたいと話しました。さらに行政書士の経験から、少子高齢化対策、空き家対策、まちづくりなどにも力を入れていきたいと語りました。

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 篠原さんは、大阪ダブル選挙について、「自分たちの身勝手な、一度結果が出たことを、どうしてもやりたい、勝つまでジャンケンする気」だと指摘、『これ以上、大阪をもて遊ばないで欲しい」と訴えました。

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 西議員は、「この4年間、何故か堺市議会は政治と金の話ばかり。政治と金の話につきあわされた」と語り、自身が初めて興味持ったのがリクルート事件だとも語り、「政治と金の問題は大嫌い。変えないといけない。しっかりと取り組んでいく」と訴えました。また、府内で堺市がさまざまな分野で成長していると説明、「堺から大阪を引っ張っていく」と語る一方、大阪府は、財政の悪化や出生率の低下、本社企業が兵庫に流出していることなど、統計資料では悪化していることが多いと指摘。「はったりばかりの政治ではなく、ちゃんと前に進める政治に変えなくてはいけない」と訴えました。

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 枝野代表らはこの他、南千里駅前(吹田市)では府議会議員選挙の公認候補予定者の梶川文代(かじかわ・ふみよ)さん、大阪駅前では、大阪市議会議員選挙の公認候補予定者の新里嘉孝(にいざと・よしたか)元市議会議員(北区)と沓澤和夫(くつざわ・かずお)元市議会議員(淀川区)、天王寺ミオ前では大阪市議会議員選挙の公認候補予定者の小林道弘(こばやし・みちひろ)元市議会議員(西成区)、橋本まな(はしもと・まな)さん(阿倍野区)、けさまるともこさん(東住吉区)、笹田よしみ(ささだ・よしみ)さん(西区)、みなみ延雄(みなみ・のぶお)さん(平野区)、八尾市議会議員選挙の公認候補予定者の西川あり(にしかわ・あり)さんらとともに訴えました。

高槻駅前での街頭演説
高槻駅前での辻元国対委員長
曽根駅前での街頭演説
中百舌鳥駅前での亀石総支部
中百舌鳥駅前での街頭演説