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ニュース

2020年3月25日

「第6回 全国高校生未来会議」で長妻代表代行がスピーチ

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 長妻昭代表代行は25日、議員会館内で開催された「第6回 全国高校生未来会議」(主催:一般社団法人リビジョン)に参加し、スピーチを行いました。「第6回 全国高校生未来会議」は今回、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、今回はオンラインでの開催となりました。

 全国高校生未来会議は、一般公募・選抜された全国の高校生が「各都道府県代表」として国会に集まり、年度ごとのテーマに即して自らのアイディアを政治家や社会に提言する超実践型のプランコンテストです。今回は、全国の高校生が各自宅からオンラインを使用して衆院議員会館の内会場とつながるという形式で進行しました。

 長妻代表代行は、「立憲民主党がどういう社会を作りたいのか」というテーマでスピーチ。「多様性を認め、お互いさまで支えあう共生社会を実現する」と基本的な考え方を述べた上で、「今の日本社会は集団同調圧力を強く生み出すような環境が強まっているのではないか。空気の力が強すぎて個人の創意工夫、個人の意見、思いが遂げられない。そして、それがひきこもりや不登校にもつながっているのではないか」と、今の日本社会の問題点を指摘しました。「もう少し本来の自分を出しても社会の中で融和して生きていける土壌づくりが求められているのではないか」と提起し、「そのためには多様性を認めていく必要があり、教育を大幅に変えなければならない。今の、一つの価値観を押し付けるような教育をやめ、フリースクールや、学校以外の学びの場などを認めて、それぞれ教育課程として広めていく。大きな学校だけではない教育、義務教育の拡充ということをわれわれは考えている」と、今の日本の教育システムを変えるべきだと訴えました。

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 長妻代表代行は、その他若者に関わる政策課題として以下の事項を挙げました。

〇日本の被選挙権(25歳)は高すぎるとし、立憲民主党は20歳に下げる法律を国会に提出したこと
〇日本の非正規雇用が4割を占めている現状を改善するためにヨーロッパのように原則契約社員は禁止し、働く人たちが安心して働いてスキルを蓄えていく仕組み作りの必要性
〇義務教育を終えていったん社会に出たあと学校に戻り、再度教育を受けて再び社会に戻るリカレント教育の充実

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オンライン上での参加者の高校生からの質問に答える長妻代表代行

 最後に、昨年日本では10代の自殺者の数、自殺率がともに高い数字だったことを問題視し、「出番がある社会づくりのために、あらゆる資源を総動員してこれらの問題に対策を打っていきたい。空気を読みすぎると空気になってしまう。『空気になった方が楽なんだ』という社会には創意工夫も発展も成長もない。われわれは今のそうした大きく変えていきたい」と力を込めました。

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