2020年2月7日
「こんなに議論が成り立たない総理はいない。憲法改正と言える資格がどこにある。市民と野党の力で引きずり下ろそう」杉尾議員
杉尾秀哉参院議員は6日夜、安倍政権による改憲発議に反対する署名運動のキックオフ集会に参加し連帯のあいさつを行いました。
杉尾議員は「2016年の参院選挙では、それまでの2人区から1人区になり、市民と野党の共闘ということで『長野モデル』と呼び、はじめて国政に送り出していただいた。昨年の参院選でも野党議員が当選。長野では着々と市民と野党の共闘が実を結んでおり、もう長野県には自民党の参院議員はいない」と報告しました。
さらに「今の国会論戦、そして総理の答弁、皆さん聞かれてどう思われるか。嘘ばかりなんてものではない。適当に誤魔化し相手が根負けするのを待っている。常識が通用しない、言っている内容が滅茶苦茶。今の通常国会で、広く桜を見る会の参加者を募っていたが募集していなかったと答弁。前夜祭の参加者800人。一人ひとりが会場と契約するはずがない。民法上の『契約』かと問われたら答えに窮し、『契約ではない合意です』と言い始めた。こんなに国会で議論が成り立たない総理大臣は安倍総理以外いない。議論が成り立たず形骸化し、三権分立が滅茶苦茶。こんな総理大臣に国家の舵取りも、社会保障政策も、格差の問題も、経済政策も、委ねるわけにはいかない。こんな総理大臣に憲法改正なんて言える資格がどこにあるのか。一刻も早く市民と野党の力で引きずり下ろしましょう」と訴えました。
この集会は、「許すな政治の私物化!STOP改憲発議!新署名スタート!安倍政権を退陣させる!2.6市民集会」(主催:安倍9条改憲NO!全国市民アクション)と題して開催。改憲問題対策法律家6団体連絡会事務局長の大江京子さんの開会のあいさつに続き、元内閣審議官でフォーラム4代表の古賀茂明さん、看護師の宮子あずささんなどが登壇し話をしました。また連携のあいさつでは立憲民主党・無所属フォーラムの柚木道義衆院議員も登壇しました。