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2019年11月8日

【参院予算委】集中審議で福山、杉尾両議員が質問

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 参院予算員会で8日、内政・外交の諸問題に関する集中審議が開かれ、参院会派「立憲・国民.新緑風会・社民」から福山哲郎幹事長、杉尾秀哉議員、徳永エリ議員が質問に立ちました(写真上は、質問する福山幹事長)。

 福山幹事長は、(1)総理の任命責任(2)大学入学共通テスト――について質問をしました。

 冒頭、台風15号、19号をはじめ、多くの災害で亡くなられた方への哀悼の意を示すとともに、被害に遭われた方へのお見舞いの意を語り、補正予算編成に際してはきめ細やかな被災地に寄り添った予算を組むことを求め、質疑に入りました。

 組閣から1カ月あまり、6日間で2閣僚が辞任したことについて、「任命責任は私にある」と繰り返す安倍総理に対して、任命権者として責任をどう取るのかをただしました。安倍総理は「責任を痛感しております」「行政を前に進めていくことに全力を尽くすことで国民の皆さまへの責任を果たす」という答弁を繰り返しました。

 また福山幹事長は、森友学園問題での公文書の改ざんや国会での虚偽答弁、加計学園問題での怪文書扱いの文書の存在を結局認める、イージス・アショア説明会での居眠り、働き方改革関連法で裁量労働制のデータ偽造、毎月勤労統計での不正調査の横行など、「行政を前に進めていく」という安倍内閣下での行政の問題を指摘しました。安倍総理は、「いちいちの事柄について反応することはいたしません」「前に進めていくことが私に課せられた使命であり、その責任を果たしていきたい」と答弁するにとどまりました。

 これを受けて福山幹事長は「国政の重要課題はたくさんある。2日も3日も予算委員会やりましょう」と求めると、安倍総理は「G7(主要先進7カ国)の首脳はだいたい1年間に40時間ぐらい質疑をしているが、私は1年間で200時間を超えて質疑に応じている」と答弁時間(量)を強調し、質については言及しませんでした。
 英語民間試験での「自分の身の丈に合わせてがんばってもらえれば」や「乳幼児の子育てはママがいいに決まっている」といった発言、加計学園の客員教授であり利益相反している萩生田氏を文科大臣に任命した理由を問うと、安倍総理は「いま萩生田大臣がここに来ておりますから萩生田大臣から反論すべき点は反論させたい」と述べ、質問とはかけ離れた答弁を萩生田大臣にするよううながしました。
 改めて任命理由を求めると安倍総理は、「政務官、副大臣も務め、自民党においても一貫して文教行政に関わってきた、いわば文教政策の専門家。自民党では多くの議員が認めている。まさに任にふさわしい」と答弁。福山幹事長は、文教政策の専門家が子どもたちに対して身の丈発言することが信じられないと述べました。

 大学入学共通テストについて、安倍総理は国語と数学の記述式テストがどんなものか見たことがないと発言、その場で福山幹事長は安倍総理にテストを手渡しました。
 その上で、テスト導入に向けた試行調査で、記述式の数学では正答が2%の設問や無解答が62%という設問があることを挙げ「半分が無解答になるようなテストはテストとは言わない」「これを50万人に受けさせる有意性はどこにあるのか」と指摘、萩生田大臣は「結果を踏まえ、専門的見地より、より適切な出題を行うものと承知をしている」と他人事のような答弁をしました。

 さらに自己採点で4段階のうち2段階下に評価した割合が大きいと指摘、このズレは大きな不安を与えると指摘。その上で記述式試験の導入を中止する法案を提出する予定であり、こうしたテストはやめるべきだと主張しました。

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 杉尾議員は、萩生田文部科学大臣の資質と言論表現の自由等について質問しました。

 杉尾議員は冒頭、自民党の河井案里参院議員(広島選挙区)が今年4月の広島県議選の期間中に現金を持ってきたと、複数の自民党県議が証言したとする、同日の一部メディア報道の記事に言及。「公選法が禁じる買収の申し込みや寄付行為に当たるのではないか」と尋ねたところ、高市総務大臣は、「一般論として、公職選挙法が禁じる買収・寄付があり、候補者を当選させる目的で有権者や運動員に金銭・物品を渡すことを禁じている」とこれを認めました。杉尾議員は、河合議員の夫である河合前法務大臣が辞任した本当の理由はこれではないかと迫り、事実関係を確認するよう安倍総理に求めました。

 大学入試での英語民間試験導入延期の一因ともなった、萩生田文部科学大臣の「身の丈」発言については、受験生を蔑ろにするものだとあらためて批判。延期決定をめぐっては、その前日に文科省幹部が頻繁に出入りしているとして、菅原経済産業大臣の事実上の更迭、河合法務大臣の辞任と相次ぐなか、受験生のためではなく萩生田文科大臣、政権を維持するためという政権の都合が背景にあったのではないかと指摘しました。