立憲民主党は11日、第47回常任幹事会を開催し、安定的な皇位継承を考える会から論点整理の報告がありました。

　常任幹事会終了後、今回の報告について安定的な皇位継承を考える会会長の海江田万里最高顧問、同会事務局長の山尾志桜里衆院議員、福山哲郎幹事長が記者団の取材に応じました。

　海江田会長は、「昨年の7月に福山幹事長から、本件について論点整理をするようにという話をいただいた。その後議論を重ねて、本日の常任幹事会でその中身を報告した。今後の取り扱いについては役員にお任せする」と経緯を説明しました。

　福山幹事長は、「今回の報告書は、この問題を決して政争の具とすることなく、今後の国民的議論と立法府での議論を深めるための論点と方向性を提示したもの。多くの国民の皆さまに理解、納得していただく結論を導くための一つの論点整理だという風に考えている。今後、政府が附帯決議に基づいて立法府に提示するまでに与野党間、各党間でどのようなかたちで議論していくのか。また、どのように国民に対して議論していくのか。これから執行部で検討して、常任幹事会に諮りながら進めていきたい」と語りました。

象徴天皇制の未来のために 安定的な皇位継承を確保するための論点整理.pdf