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2019年3月2日

部落解放同盟第76回全国大会で福山幹事長があいさつ

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 部落解放同盟は2日午後、都内で第76回全国大会を開催しました。各政党の代表と日本労働組合総連合会の相原康伸事務局長、部落解放中央共闘会議の増田光儀議長(JP労組委員長)らが来賓としてあいさつしました。立憲民主党を代表して福山哲郎幹事長が出席し祝辞を述べました。

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 開会に先立ち、昨年逝去された松本龍副委員長を偲んで全員で黙とうが捧げられました。本部を代表して組坂繁之中央執行委員長は「 いま人権が危うい時期にきている。最大の人権侵害である戦争を知らない世代の政治家が増えている。世界人権宣言が採択されて昨年で70年、平和国家日本として評価されてきた歴史を踏まえて、人権・平和・環境・民主主義を確立するために努力していこう。解放運動の課題として、部落差別解消推進法を具体化する条例作りと実態調査を自治体に求めていく。狭山再審闘争では新たな下山鑑定を武器に今年こそ無罪を勝ち取る年にしたい。インターネット上の差別事件では裁判闘争とともに、人権侵害を救済する法律の制定を求める活動に取り組んでいく。こうした活動に協力し推進する議員を一人でも多く当選させるために、春の統一選・夏の参院選を全力で戦おう」とあいさつしました。

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 福山幹事長はあいさつの冒頭で故・松本龍副委員長を偲ぶとともにご遺志を引き継ぎ差別解消の取り組みに全力を挙げると述べ、「われわれが作った党の綱領では、あらゆる差別に反対して断固として戦うことを誓い、一人ひとりがかけがえのない個人として尊重され、多様性を認めつつ互いに支え合い、全ての人に居場所のある、ともに支え合う社会の実現を目指すとうたっている。いまインターネット上の差別、LGBTや障がい者への差別、貧困、社会の分断が広がりつつある。生き辛さの多い天井の低い社会でなく、風通しの良い誰もが生き生きと暮らせる社会を作っていきたい。今年は統一選、参院選の年。われわれは政党として多様性を具現化して国民に示し、差別のない社会を作るには当時者に出ていただき国会の構成を変えることが一番だと考えている。水平社設立100年を2022年に迎えるが、それまでになんとかもう一度政権交代を果たし、人権委員会を作って100周年を迎えられるよう頑張りたい」と決意を語りました。

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