立憲民主党は28日、第67回常任幹事会を国会内で開催しました。

　枝野幸男代表は冒頭、（1）新型コロナウイルス肺炎の広がり（2）安倍総理の答弁（3）棚橋衆院予算委員会委員長の議事進行――について言及しました。

　新型コロナウイルス肺炎の広がりについて、水際対策の強化と、偏見による差別的な言動が一部に見られることへの対応を政府に求めるとともに、党としても当事者等の声を政府に伝え、対応を万全なものにしていけるように力を出していきたいと語りました。

　また予算委員会の審議について、安倍総理の答弁は支離滅裂だと指摘。同日の衆院予算委員会でも「募集」と「募る」が違うものだという認識を示したことに対し、今までも何度も唖然としてきたが、いくらなんでもひどすぎると呆れました。

　さらに棚橋衆院予算委員会委員長の議事進行について、政党政治下での議会で、院の役員会や委員長の判断に党派色が出てしまうことは否めないとしつつ、「そろそろ入閣をしたいので総理にしっぽをふっているポチなのか」「棚橋委員長は恥を知れ」などと語気を強め、議事進行について批判しました。

　主な報告・承認事項は以下のとおりです。

【報告・承認事項】

○立憲フェス2020（党大会）の開催要領について

○新型コロナウィルス肺炎対策本部の設置について

○総支部の設置承認について
　群馬県第4区総支部　代表者：角倉邦良

○地方自治体議員の入党・離党承認について（合計764名）
▼入党
　福岡県1名（市議1）
▼離党
　玉城哲郎　糸満市議会

○地方自治体議員ネットワーク第2回総会の開催について

【持ち回り常任幹事会】
〇衆院小選挙区総支部長の選任について
　衆院群馬県第4区　角倉邦良　群馬県議会議員
　※新人・元職合計46名（女性8名　男性38名）

○地方自治体議員選挙の結果について
▼宮城県名取市議会議員選挙（1/26投票・定数21）
　荒川洋平（公認・2,625票・１位当選）

【協議事項】
○首長選挙の推薦について
▼滋賀県草津市長選挙（2/16告示、2/23投票）
　橋川渉（現3）

○2019年活動計画の追加提案について

○2019年決算・2020年予算案について