日本労働組合総連合会(連合)は8日午後、被爆74年連合2019平和ナガサキ集会を長崎市内で開催し、全国から約3400名の組合員や家族が参加、被爆体験、戦争体験を語り継ぐ運動を継続するとともに、核兵器禁止条約の批准を日本政府求めていくことを確認しました。海外ゲストとしてスピーチしたアユーバ・ワバ国際労働組合総連合(ITUC)会長は、ITUC会長として初めて被爆地を訪問して「国際労働運動のメッセージは明確だ。ただちに核兵器を無くさなければならない」とあいさつしました。神津里季生連合会長は主催者あいさつで「(核廃絶に向け)国内外の世論を一層喚起していく」と決意を語りました。

 若者からのメッセージとして、ナガサキ・ユース代表団と第22代高校生平和大使が登壇しあいさつしました。ナガサキ・ユース代表団は、長崎県・長崎市・長崎大学の3者で構成する核兵器廃絶長崎連絡協議会が主催する人材育成プロジェクトで、2013年の第1期生から核軍縮・不拡散問題に関する国際会議や前後の活動に参加し、次世代の長崎の若者がこの分野で活躍する世界の人々と出会い、最新の国際情勢を学ぶことで、知識を行動に結びつける力を養うことを目指しています。来年2020年春にニューヨークで開催されるNPT再検討会議にも参加し、最新の国際議論の動向を学びます。高校生平和大使は1998年5月のインド・パキスタンの核実験に対して被爆地長崎から核廃絶の声を世界に届けようと開催された「ながさき平和大集会実行委員会」が中心になり10月に第1回高校生平和大使を国連に派遣したのがきっかけで始まり、被爆地長崎の若者の真剣な活動が国連に大きな影響を与え、若者の平和活動が活性化し県内での高校生1万人署名活動などに広がっています。第22代は長崎県内の3名と全国から選ばれた計23名の高校生平和大使が10月にジュネーブの国連欧州本部に1万人書名簿を提出し核兵器廃絶を訴えるスピーチを行います。

 連合はナガサキ集会を共催した原水爆禁止日本国民会議(原水禁)と核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)と共同で「核兵器廃絶1000万署名」に取りくみ、核兵器廃絶に向けた世論喚起を進める予定です。

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