衆院予算委員会で2日午後、2018年度補正予算の締めくくり質疑が行われ、会派を代表して小川淳也議員が質問に立ちました。

 小川議員は、今回の補正予算案について、歳入の大半を建設国債に大半を頼っており、繰り越し財源を使っていないという構造的な問題があると指摘。災害対策の補正予算案であることから、あらためて西日本豪雨の夜に議員宿舎で酒盛りを行った「赤坂自民亭」の宴に触れ、一言不謹慎であったと謝罪を求めましたが、安倍総理は頑なに拒否。「私どもの仕事は国民の生命と財産を守ること。それに対しては適切に対応している」などとと強弁しました。

 小川議員は同日午前の基本的質疑では、障害者雇用水増し問題を取り上げ、安倍総理に対してまず、所信表明でなぜこの問題に触れなかったかを質問。安倍総理は、「障害者も難病のある方も、すべての方が活躍できる『一億総活躍社会』を作っていかなければならないという強い意思を示していたところ」と答え、小川議員は、「そこに含めただけでは甚だ不十分。障害者に対して失礼だ」と断じました。

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 障害者雇用の水増しについて「意図的」なものだったのではないかと追及。官房長は「意図的ではない」と主張する一方、数の水増しは「法定雇用率の達成が不可欠であり、満たす人数分の計上が必要だという考え方のもとに追加的計上を行って提出した」と説明。小川議員は「求められる法定雇用率から逆算して数字を出している」と批判しました。

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 小川議員は、障害者の雇用数を厚生労働省に毎年報告する際に課す義務の内容が、国の行政機関と民間企業とでは大きく異なることから、「官尊民卑」ではないかと指摘。障害者や民間企業の担当者の怒りの声も紹介し、「こうした状態をいつまで放置するのか」と安倍総理に迫りました。

 衆院予算委員会で質疑が終局し、予算は全会一致で衆院本会議に上程され、可決して参院に送付されました。

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